3年越しの春。次男が志望校に合格して、わが家の受験物語が一区切り - 50代シンママの小さい暮らし

3年越しの春。次男が志望校に合格して、わが家の受験物語が一区切り

家族とわたし
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

次男が大学に合格した。
3年越しの春だ。

「やっとだねえ」と笑ったけれど、胸の奥にはいろんな気持ちが渦巻いていた。
一度大学に入って「違う」と気づいて仮面浪人。
ひとり暮らしのまま予備校に通った2年目も結果は出ず、
3年目にようやく自宅に戻って、近所の予備校に通い直した。

私の住む地域では、高校を出たら就職して街を離れる子が多い。
大学に行く子もいるけれど、何年も浪人するなんてほとんど聞かない。
だから次男の浪人が長引くにつれて、
「まだ浪人してるの?」
「頭がいい子は大変ね」
そんな言葉をかけられることもあった。

悪気がないのはわかっている。
でも、そのたびに胸がちくりと痛んだ。
ご近所さんに会わないように、遠回りして帰った日もある。

最近の子は、ちょっとやってみて「ん?違う」と思ったら、
すっと方向転換することが多いらしい。
こらえ性がないと言えばそうなんだけど、
「自分の気持ちに正直」とも言える。

「リセットします」って宣言しても許される世の中になったんだなあと思う。

実は私も大学に入ったとき、
「こんなはずじゃなかった。やり直したい」と思ったことがある。
でも、あの頃はやり直すなんて言いづらかったし、
金銭的にも親に迷惑をかけると思って踏み出せなかった。
だから今の子たちが、自分の気持ちに素直に方向転換できるのは、
ちょっと羨ましい。

もちろん、やり直しには親のサポートが必要になる。
お金の問題はどうしてもついて回る。

もし夫が生きていたら、きっとこう言っただろう。
「わがまま言うな」
「やり直したいなら自分で稼いでから言え」

その世界線では、子どもたちは歯を食いしばって我慢したかもしれない。
それが良い方向に転ぶのか、悪い方向に転ぶのかはわからない。

でも、夫が亡くなって大黒柱の役を引き継いだ私は、
子どもたちを自立させる責任がある。
多少の回り道は仕方ない。
それでしっかり前に進めるなら、応援したいと思った。

そして今、やっと念願かなって大学に進学することになった次男。
しっかり勉強して、大学生活を楽しんで、
自分の人生を歩いていってほしい。

私も私で、やりたいことをやって、
自分の人生を楽しんでいこうと思う。

コメント