新紙幣が出たとき、昔みたいに「わぁ、新しいお札だ!」と胸が躍ることがなくなってしまったなぁ、とふと思いました。
子どもの頃は、親が銀行から持ち帰ったピカピカのお札をじっと眺めていたのに、いまはキャッシュレスが当たり前で、財布を開ける回数すら減っています。
便利になったぶん、紙幣のデザインが変わっても生活が大きく変わるわけじゃない。
だからこそ、気づかないうちに「現金」という存在が、私の中で少しずつ遠くなっている気がします。
でも同時に、心のどこかで小さな不安もあるんです。
バッテリーが切れたらどうしよう。
電波がつながらなかったら。
そして、10年後、20年後の私は今みたいにスマホを使いこなせているんだろうか。
そんなことを考えながら、“便利さ”と“安心”のあいだで揺れる気持ちを今日は少し書いてみようと思います。
新紙幣を見ても、昔みたいにワクワクしなくなった
新紙幣を初めて手にしたとき、
「あ、出たんだ」と思っただけで、子どもの頃みたいに胸が高鳴ることはなかった。
シワも折り目もないピン札を手にしてワクワクしていたころが懐かしい。
いまは、財布を開ける回数そのものが減ってしまった。
コンビニもスーパーも、スマホをかざせば終わり。
現金を触る機会が少ないから、お札のデザインが変わっても、生活の中での“存在感”が薄くなっているんだと思う。
キャッシュレスの便利さに慣れすぎた私たち
キャッシュレスは本当に便利。
小銭を探す必要もないし、家計簿アプリと連動すれば管理もラク。
気づけば、お財布を持たずに買い物に出かけることが多くなった。
店で「現金しか使えません」と言われるほうがちょっと不便に感じるようになっていた。
便利さに慣れるって、良いことでもあるけれど、同時に“依存”にもつながるんだよね。
ふとよぎる「未来の自分はついていけるのかな」という不安
いまはスマホもアプリも普通に使えている。
でも、10年後、20年後の私はどうだろう。
視力が落ちたり、指先が乾燥して反応しづらくなったり、アプリの仕様変更についていけなくなったり。
「次の新紙幣の頃には、私は現金派のおばあちゃんになってるかもしれないなぁ」
そんな想像をすると、ちょっと切なくて、でもどこかリアル。
キャッシュレスの弱点は“電気”と“通信”
キャッシュレスのキモは、バッテリーと電波。
この2つがダメになった瞬間、スマホはただの黒い板になる。
災害のニュースを見るたびに思う。
停電が続いたら、基地局が止まったら、スマホ決済は一気に使えなくなる。
実際、過去の災害では「現金だけが最後まで機能した」という話も多い。
普段は意識しないけれど、キャッシュレスは“便利”の上に成り立っていて、“安心”は現金のほうが強い。
結局いちばん安心なのは“現金とキャッシュレスの二刀流”
だからこそ、どちらか一方に寄せすぎないほうがいいのかもしれない。
- 普段はキャッシュレスで軽やかに
- 非常時のために現金も少し持つ
- モバイルバッテリーもセットで
- 家族で情報を共有しておく
そんな“ゆるい二刀流”が、これからの時代の安心につながる気がする。
未来の自分のために、いま少しだけ備えておく
未来の自分が困らないように、いまのうちにできることは意外と多い。
- 現金の置き場所を決めておく
- モバイルバッテリーを定期的に充電する
- 家族で「もしものとき」の支払い方法を話しておく
- スマホの設定やパスワードを整理しておく
“備え”というと大げさだけど、ほんの少し意識するだけで、未来の自分が助かるかもしれない。
まとめ
新紙幣が出ても驚かなくなったのは、私たちの暮らしが変わったから。
キャッシュレスの便利さに慣れた今だからこそ、現金の安心感を見直すタイミングなのかもしれない。
未来の自分がどんな暮らしをしているのかは分からないけれど、“便利”と“安心”のバランスをとりながら、ゆるく備えていけたらいいなと思う。

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