お義母さん、通帳なくして口座凍結になっているらしい。
「お義母さん、ちゃんとやってるのかなぁ」
気にはなるのだけど嫁なのでね。
義兄や義妹がいる手前、出しゃばるわけにはいかないでしょ。
離れて暮らしているし。
今回も義妹からの突然のLINEで知ることになったのですが、認知機能の低下は認めざるを得ない状況になってきました。
通帳をなくした義母
詳しいことはわからないのですが、最近の義母は短期記憶も弱くなってきたとのこと。
デイサービスの体験に行くと聞いたのは先月じゃなかったっけ?
まだひと月も経ってないけど、急激に悪くなってるのかな…。
情報が入ってこないから余計に悪い妄想がふくらみます。
夫を亡くした嫁と義理の家族とのお付き合い
こういうとき、嫁はどこまで関わっていけばいいか迷います。
夫が元気だった頃、義兄(長男)は独身で関東の方に住んでいました。
義妹は結婚して家を出て、誰も言わないけど義母の面倒は次男(夫)が見るんだろうという空気でした。
風向きが変わったのは夫のガンが再発してから。
抗がん剤治療がうまくいってないことを聞くと、義兄は早期退職して地元九州に帰ってきました。
夫のことで手一杯になるとお義母さんのことまで気が回らないなぁと思っていた時期だったので、ありがたかった。
だけど義兄にとっては早めに介護離職したようなもの。
関東と比べると田舎は仕事がなくて。
年齢的にも早めに引退して趣味の時間を充実させたいって言ってたけど、今は義母の介護の割合が増えつつある状態。
ひとりで気ままに生きてきた人だから、ストレス貯めてるんじゃないかなぁ。
家族信託を考える時期にきているかも
夫のことがきっかけで終活について勉強している私。
先日、家族信託について勉強する機会がありました。
認知症の親の財産を子どもが管理する場合は、成年後見しかないのかと思っていたら、家族信託があるということを知りました。
成年後見と家族信託の違い
成年後見は、家庭裁判所が成年後見人を選定するため、手続きに時間がかかります。
実際に義母は実の姉の成年後見をしています。
姉の成年後見人になるまで、夫が手続きのサポートをしたのですが、任命されるまで手間と時間がかかりました。
また、成年後見は裁判所が監督しているため、決められた目的以外のお金を引き出すのは認められていません。
臨時でお金を引き出さなければならない場合は、裁判所にお伺いを立て、承認されなければならないんです。
裁判所が監督するため、急にお金をおろす必要が出た場合も裁判所にお伺いをたてなければなりません。
家族信託は本人の意思決定ができれば信託契約を結ぶことができます。
成年後見に比べると柔軟に対応できます。
義母の状況が詳しくわかりませんが、まだ意思決定できるのであれば家族信託を勧めてみようかな。
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