久しぶりに外で働くことになった。
パート先は、地域の葬儀屋さんと関わりのあるお仕事。
スーツではないけれど、服装にはそれなりのルールがある。
「黒・グレー・ネイビーなど、落ち着いた色でお願いします」
「柄物や明るい色は避けてください」
なるほど、納得。
でも、いざクローゼットを開けてみて、私はちょっと固まってしまった。
黒・グレー・ネイビーばかりの毎日、はじまりました
これまで着ていた服の多くが、ベージュやカーキ、生成り、たまに差し色のあるもの。
地味すぎず、でも派手すぎず。自分なりに気に入っていた服たち。
でも、今の職場ではNGだ。
仕方なく、黒やグレーの服を買い足した。
2月から仕事スタートしたけど、雪が降ったりまだ寒い日もある。
なのに服を買いに行ったら冬物はそろそろ終わりみたい。
春物が目立つ売り場の隅っこに値下げになっている冬物をあさってみる。
黒やグレーって無難な色だから先に売れちゃうみたい。
欲しいサイズがない。
あちこちまわっていくつかゲット。
黒とグレーって相性がよくて組み合わせパターンがいくつかできた。
職場に着て行ってみるとそれほど違和感ない感じ。
でも紺はちょっと違和感あったので、これからはグレーが黒かなぁと思った。
暗い色ばかりで気分が沈むかと思ったけれど、週に3~4日の仕事だから「制服」と思えばそんなに嫌な感じはしない。
職場に着て行けない服は、休みの日に着ればいいんだから。
でも厳選して少し減らそうかな。
それでも、外の世界とつながる喜び
久しぶりの仕事はやっぱり新鮮だ。
家の中だけでは味わえない緊張感。
誰かと会話して、笑って、ちょっと疲れて帰ってくる日々。
「働くって、こういう感じだったな」
そんなことを思い出しながら、地味な服に袖を通す。
地味な中に、意外な安心感も
春になったら黒のジャケットをひとつ買うつもり。
同じチームの人はみんな男性で、葬儀屋さんに行くときには黒のスーツが多い。
「スーツ着用」とは言われてないけれど、黒のジャケット1枚羽織るだけで仕事感が出ると思う。
パートだから服を買う予算もできれば節約したい。
それにベースが黒って意外と楽。
職場も「だって黒基本だからね」という空気がある。
おかげで「あの人いつも同じ服だよね」という人目を気にする必要もない。
おわりに
服装にルールがある職場で働くのは、正直ちょっと窮屈。
でも、その中でどう自分らしさを見つけていくか。
それもまた、“はたらく”ということの一部なのかもしれない。
ちょっと昭和感のただよう雑然とした職場なのだけど、なぜか安心できる雰囲気。
「長く続けられそうかも」と思えた。


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