部活の保護者間コミュニケーション。保護者の熱量がなかなか上がらない。

人付き合い

部活の保護者の付き合いって難しいですよね。長男の時も気を遣ったけど、次男のときはもっと大変でした。

部活の保護者間のもめごとって、子どもに絡んだことも少なくないですが、単純に親同士のコミュニケーションがうまくいってないことが原因のことも多いです。

うまくコミュニケーションが取れていれば顔を合わせたときに二言三言話すだけで解決するような話も、顔を合わせる機会が少ないとちょっとした発言も意図しない方向にひとり歩きすることもありますよね。

コミュニケーションが希薄になっている今だからこその悩みなのかもしれません。

部活の保護者会。ぐいぐい引っ張ってくれるリーダーがいると安心

子どもを育てていくと、子ども中心のコミュニティに親も参加しなければなりません。子ども同士が仲良くても「実は親同士はちょっと合わないな~」とかそういう場合も多々あるのですが、親の都合で友だちは選べませんものね^^;

部活などは、意思のはっきりした親御さんが集まることが多いみたい。特に野球部は熱血な親が多いです。

私は争いごとが苦手。人前で思ったことをポンポンいう人を「すごいなぁ」とちょっと離れたところから見ています。

私自身は運動は苦手。野球のことも詳しくは知りません。だから熱血な保護者の中では肩身の狭い思いをしました。争いごとが苦手だし、人前で思ったことをポンポンいう人を「すごいなぁ」と思って見ていました。

だけど熱血でぐいぐい引っ張ってくれる親が多いほうが運営はうまくいくみたい。そう思う出来事がありました。

子どもに対する熱量が低い人がリーダーってどうなん?

長男と次男、6年連続で野球部の保護者として関わってきて、リーダーの必要性を痛感しました。

長男のときは熱血な保護者が多く、試合のときにはみんな試合を見に来てくれて、ワイワイと試合観戦をしていました。そこそこ強いチームだったので、わが子を推薦で高校に入れようとみんな必死。近寄りがたい雰囲気でした。

ところが次男のときは仕事が忙しいのか、車出しの募集をしてもなかなか集まりません。結局私がほぼ毎回車を出していた気がします。車を出しても試合会場に子どもたちを送り届けたら即帰ってしまい、試合を観戦するのは私だけ。

こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、親の子どもに対する熱量の違いを感じてしまいました。1、2年生の補欠のときは仕方ないにしても、わが子がレギュラーになったら応援に来るのかなと期待していたんですけどね。

先輩が引退し、新しいリーダーを決めるときもどうなるんだろうと思いました。

たまたま、小学校で少年野球の監督をやっていて、いかにも「リーダーやりたい」オーラを出しているお父さんがいたので、その人にお願いすることになったんです。会長決めが一瞬で決まり、「よかったぁ」とホッとしたのですが…

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結局その人は「口だけリーダー」でした。言うだけ言って試合も見に来ないし、車だしもほとんどしない。試合は見ずに試合が終わったころにやってきて、顧問の先生と打ち合わせをするんです。

何が困ったかって、子どもたちの普段の様子も見ていないから何が悪いのかがわからないわけです。そこそこ強いチームだったのに、だんだんみんなのモチベーションが下がって勝てなくなっていっても理由がわからない。

で、試合後にみんなを集めてリーダーが説教をするんですね。みんなも「はぁ?」って感じでしらけているのが素人目にもはっきりとわかりました。

練習もダラダラやっているし、試合中も「早く終わんないかな~」とブツブツ言っていたり、気になるところはたくさんあるのですが、私以外に見ている人がいないので、話をする相手もいなくて…

気になるところはあるものの、野球に関しては素人の私。なので私がいっても的外れなことになるかもしれないので、ほかの人にも見てもらってアドバイスを聞きたかったんですよね。もっと早く何か手を打てたんじゃないかと後悔。

私ができることといえば、お茶や飲み物、氷の補充。ケガした時の手当てくらい。まぁ雑用ですよね。そういうマネージャー的なところをしていました。

次男もおそらく気質が私に似たんだと思います。争いが嫌いでみんなの補佐役に徹するタイプ。残念なことに顧問の先生は裏方で頑張る次男のこと、忘れていました。手がかかる子が数人いたため、そっちに忙しかったみたいで。

最終的に部も保護者もテンションが低いまま、中3の夏は終わりました。個人個人は力を持っていたと思うんですが、最後までチームはまとまらなかったために、不完全燃焼のまま終わったな、というのが感想です。

リーダーが全体を把握していなかったというのもありますが、もう少し保護者が試合を見に来てくれて、子どもたちの意識を高めてくれたら、もうちょっと上まで頑張れたかもしれない。

そういう時には牽引力のあるリーダーがいると違うのかもしれないです。

LINEの連絡網ってなんだかビミョー

今から6年前の長男の時代は、部活の連絡網は電話でした。部長さんから学年リーダーさんに繋がり、それぞれの班ごとに電話リレーをし、最後はリーダーに…という昔ながらのスタイル。

アナログ連絡網の理由は、スマホを持っていない保護者がいたためでしたが、次男のときには完全にLINE連絡網に。グループLineに書き込めば、瞬時にメンバーに伝えられるので「これは便利♪」と思ったのですが…。

使っていくうちに、「文字だけでは伝えられないこともあるなぁ~」と感じるようになりました。

Lineは気軽に使える反面、細かい話とか気持ちが文章だけでは伝わりづらいと感じています。

Lineでメッセージを送りつつ、面と向かって話す機会があれば意思の疎通もスムーズに進むんでしょうけど、Lineでやりとりするだけでたまにしか会わない人は、何を考えているのか心のうちがわかりません。

手軽なのはいいんですけど、Lineだけでは気持ちがひとつになれなかったなぁと思います。

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