中3の息子が、部活を引退しました。
夏休み中に引退試合、そして受験生になります。
私も、長男→次男と6年間続いた部活で、保護者の役割が終わってホッとしました。
部活保護者ってほんと難しい。「なんでこんなに気を遣わないといけないの?」って思います。
あくまでも主役は子どもたち。でも親は親で部活しているような気持ちになった6年間でした。
部活保護者の人間関係。力関係は面倒くさい
私は運動は苦手です。どちらかというと文化部系でまったりしているほうが好き。
でも、息子たちが野球大好きだったために、野球部の保護者のひとりとして部活に関わってきました。
運動部と縁のなかった私には新鮮な環境。
でも同時に今まで経験したことのないような人間関係のややこしさに悩まされることにもなりました。
中学の野球部は、高校野球への準備段階とも言えます。
中体連でいい成績を残したら、強豪と言われる高校からスカウトがきます。
推薦入試っていいですよね。ガツガツ勉強しなくても、ある程度の条件をクリアできたら高校に入学できるんですから。
それに野球のスポーツ推薦で高校に入るということは、甲子園に行くチャンスがあるかもしれないし、ゆくゆくはプロ野球選手?
子どもは当然だけど、親にも夢がある話だと思いませんか?
野球が上手な子の親は、わが子に賭ける思いも人一倍強いし、熱心です。そして、自然と発言力も強力なものになっていきます。
野球はそれほどうまくないけど、「プレーするのが好き♪」という息子のようなタイプは、チーム内のムードメーカーになったりはしていたけど、意見を言ってもあんまり聞いてもらえなかった様子。
その親である私も、保護者の中では聞き役です。
以前、ちょっとアドバイスしたら「調子に乗るな」と言われましたし、親の立ち位置も子どもの技量で決まるのかもしれません。
それからもうひとつ、保護者自身が野球経験者で現在も野球に携わっていたり、少年野球のコーチをしている人は強いですね。
保護者会は、子どもをサポートするといいつつも、保護者同士の力関係で成り立っていたような気がします。
下っ端の私は、みんなの顔色うかがいながらやっていたかも。
今思えば、面倒くさかったです。
子どもの部活。息子に「お疲れさま」といいつつ、内心はホッとしている私
中体連に負けて、引退が決まった時、正直ほっとしました。
負けて泣いている息子をみると、かわいそうになりました。だって、怪我して最後は試合に出られなかったから。
本人も悔いが残ったと思います。だから高校でも野球やるって。
高校の野球部では、学校と保護者の関わりも中学とは違うんだそうです。中学は校区の人=地域の人だから、それなりに気を遣っていたけど、高校は通学範囲が広くなるので、また違うのでしょう。
これからは、自由に暮らそう
長男のときを振り返ってみると、同級生のママ友に会う機会は滅多になくなりました。
ときどきスーパーでばったり会って「最近どお?」と話をしますが、お互い今年は受験生なので腹の探り合いがあるかも(笑)。
それも、月に1回あるかどうかの頻度なので、精神的な部分はすごく楽になりましたよね。
次男の場合もそうなるのかなぁ。
これからは自分の好きなことをやっていこうと思います。
次男も高校になると手がかからなくなると思うので、息子ロスにならないためにも、自分磨きをがんばらないとね!