もうすぐ1周忌。1年前の今頃を振り返る

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今週末に夫の一周忌と納骨を予定しています。
昨年12月末に夫が亡くなってもうすぐ1年。
がむしゃらに頑張ってきました。

ちょうど1年前の今頃は、ジェットコースターに乗っているような目まぐるしさと日々変化する夫の体調に追われていました。
夫を見送るまでのひと月たらずの時間は、私も含め家族にとって大切な時間でした。

忙しくて思い返すこともなかったけど、ジングルベルの曲をあちこちで聞くようになって、「1年前の今日はどんなだっけ?」と思うこともあり、1年前を振り返ってみました。

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1年前、夫最後の里帰り

1年前の今頃、夫は体力的にはかなり弱っていました。夫は家でじっとしているのが苦手。なのでふらっと出掛けたり、自由気ままに過ごしていました。まさかひと月くらいで亡くなってしまうとは。

コロナが流行り出したころに胃がんが再発しステージⅣといわれたけれど、仕事も大好きな食べ歩きも今まで通り。「意外に動けるじゃん」とたかをくくっていました。

それが10月に3週間入院したことで体調が急激に悪化。元気になるどころか10歳くらい老けてしまいました。

「これ以上抗がん剤を続けても癌を小さくするのは難しく、かえって体に負担をかける可能性があるのでこの辺りで治療を終了しませんか」
主治医からは緩和ケアへの方向転換を勧めらましたが本人は「まだまだいける」と思っていたようです。

「今すぐではないけれど、将来的にお世話になるかも」と地域の在宅医療をしている病院を訪れ、話を聞くことになったのですが、そのときに私にそっと言われたのが「ご主人は年を越せないかもしれません」という話でした。

私も一瞬「えっ」と耳を疑いました。
もうちょっと大丈夫かと思ったけど、そろそろ覚悟を決めないといけないのかぁ。

その後、ケアマネさんを紹介してもらい、介護保険の申請とベッドや手すりのレンタルを申し込みなどバタバタしていましたが、ふと頭に浮かんだのが「夫の実家に里帰りしよう」ということ。

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例年は夫と私の双方の実家に泊まって年末年始を過ごしますが、「体力が持つかなぁ」とは思っていたので、先生に言われて「いますぐにでも里帰りしなければ」と決断。

実は私、高速道路を運転したことがなくて、里帰りの運転は夫におまかせ。
高速道路の経験があれば、もっと早く里帰りできたのでしょうけど、なかなか踏み出せなくて。
でも、長男が運転免許をとり、交代で運転できるようになったので、思い切って里帰りを決行。

無事に里帰りすることができました。
結果的に夫にとって、これが最後の里帰りになりました。

この数日後に体調が悪くなり、翌週にはベッドから離れられなくなり、二十日後に亡くなったので、ほんとギリギリ間に合ってよかったです。

そんなわけで12月は私にとっては感慨深い月になりそうです。

仏教行事はわからないことだらけ

納骨や法事など仏教行事って、親や親類のお葬式や法事に参加しながら自然と身についていくものだと思っていました。
ところがわが家の場合、両親よりも夫の方が先に逝ってしまい、わからないことばかり。

仏壇もお墓もなく、仏壇屋さんに言われるままに仏壇を揃えたら、かなり高額に。仏壇代と同じくらい仏具代がかかってしまいました。自宅でお経をあげてもらうためにはお寺さんと同等の飾りが必要だとか。

よくわからないまま四十九日までは自宅でお経をあげてもらいました。

お墓にするか納骨堂にするか。結局納骨堂を選びました。

コロナ禍での法事など

一周忌で義母に会うのは半年ぶりくらい。最近ではメールをしても手紙送っても返事がなく、体力的にきつくなってきたのかもしれません。

夫の葬式後の四十九日は、コロナが流行っていて、参加したのはわが家の私の両親、義妹夫婦だけでした。今回は義母と義兄も参加するので、ひと区切りになるかなぁと思っています。

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